中小企業診断士とは何者なのか?

つかさ氏とは

昨年11月に東京都中小企業診断士協会東京支部に入会しました。

そして、今年に入って、某セミナー(プロコン塾)を受講中。

セミナー卒業生の話や、自分で見聞きした情報から、

中小企業診断士の実態が見えてきたので、書いてみようと思う。

正直、合格後の実務補習や、その後の活動から、

果たして、この資格は使えるのか、自分に合っているのか。

そういう疑問や自問自答を繰り返しながら、考えてきた。

その疑問の中で、一番大きいクエスチョンがあった。

それは、診断士とは何を生業とする者なのか。

いや、薄々、分かっていたのかもしれない。

その一方で、いや、まだあるはずだ。と他の答えを探していた。

しかし、他の診断士を見聞きする中で、ある結論に達した。

すなわち、診断士とは補助金の営業マンである。

という結論である。

国・都道府県の中小企業向けの各種補助金がたくさんありますが

これが「商材」になる。

この商材を扱う「業者」は診断士だけではなく、

行政書士や税理士、社労士、会計士なども扱うので、診断士の独占業務ではない。

この補助金を主に設備投資の資金として企業に勧めて獲得する。

そして、獲得した補助金の何パーセントを報酬としていただく。

基本的には、独立した診断士の多くがこのパターンで売上を立てている様子である。

補助金獲得後は、提出した事業計画書通りに業績が推移しているか報告書提出が求められるので

その報告書の作成を依頼されることもあり、

上記+経営診断をセットにした顧問契約を結ぶケースもあるが、

基本的には、補助金の一部をキックバックしてもらうという形が「王道」である。

次に、補助金を求める企業をどうやって獲得するのか。

ホームページやSNSから獲得するのか?

それで獲得するケースもあるが、最も多いのが「紹介」である。

中小企業診断士協会は商工会議所や地銀、公庫とパイプがあり、

そこから補助金を求めている企業を紹介してもらえる。

これは「紹介」なので、SNSやHP経由よりも信用ある会社であるようだ。

しかし、診断士協会に入れば、自動的にすぐ補助金申請の仕事を回してもらえるわけではなく

ある意味、徒弟制度というか、協会のベテラン幹部とのパイプを作る必要がある。

これができるができないかが、診断士資格を生かすか殺すかの分かれ道になる。

つまり、協会内での「社内営業」が必要になる。

すなわち、社内営業=酒席(飲みニケーション)というわけで、

独立診断士はメタボな人が多いという印象を持つのは自分だけだろうか。

中小企業診断士に夢を抱いている方にとって、モチベーションアップする話かどうかは分からないが

個人的には、モチベーションが下がった。

結局、キャリアの浅い診断士は成功している診断士から仕事をもらうしかないので、

こういった診断士の態度はデカいし、あまりガラが良くない人が多い印象。

特に言葉遣いが悪い人が多いかな。偉そうというか。

いろんな経験を経てそうなっちゃうのかもしれないので、否定するつもりは全くないですが。

仕事の話に戻ると、現状は補助金の営業マンなのだけれど、

ただ、現状はこうというだけで、仕事の幅は広がっている感じはする。

例えば、Webマーケティングも診断士の商材の一つである。

お気づきのとおり、補助金が売上の1番かつ4番バッターなのは間違いないのだが、

補助金は単発なので、継続につなげる商材(サービス)を考える必要があり、

その一つがWebマーケティング、セミナー講師という商材である。

プロコン塾では、ほぼすべてでオリジナルのセミナーを作り、発表するという課題がある。

自分は正直、あまり補助金申請という仕事に魅力を感じていないのだが、

診断士の業務の柱として押さえるべきであるので、勉強はしている。

自分は普段はIT技術者なのだが、

他の診断士の行動やグループ内の様子を知るにつれて、何となく古臭さ(旧態依然)を感じている。

そして、経産省の情報処理技術者試験の資格と比較すると、診断士は時代遅れと思う部分もある。

どうしても、「机上の」コンサルタントが多いのは否めないのかな。

新しい自分のオリジナル商材を作ることが必要である。

今のセミナーの課題でもあるので、次回はそれについて書こうかな。