地獄の15日間実務補習完走!(2)

実務補習

4階会議室は、部屋の中央をカーテンで仕切れるようになっていて、

その日、会議室を2つの班が使用していた。15日コースの自分の班と5日間コースの班の2班。

自分の班がテキストを読むように指示され読んでいると、隣の班は解散して帰っていった。

硬いパイプ椅子で腰が痛い。一日中座って会議する機会は最近はない。

それに、やたらに寒い。天井のエアコンの設定は30℃、風力MAXにしてあったが、冷たい風が出る。

「早く帰りたいな…」と正直そう思った。

この後、該当ページを全員で音読するよう先生の指示があり、

その後、先生からはSWOT⇒クロスSWOTから戦略を抽出するように指示があった。

そして、全員で思いついたS(強み)から発表していき、それを書記係が入力したExcelをモニターに映していくのだが、

「強み」とは何か?という定義が各自で違い、内心「これ強みかな?」というものもあった。

企業の強みというのは、あって当たり前というか、それがないと売上につながらない。

逆にいえば、「売上につながらない強みは強みではない」と実習3回目の先生にいわれた。

そういう意味からすると、1回目の時点では理解が浅かったといえよう。

それでも、SとWは沢山出たが、O(機会)とT(脅威)はIT業界知識が乏しい上に調べてもいないので、中々出ない。

この企業について班から出たSWOTは以下のようなものだった。

【強み】
地域密着型のワンストップ体制
自社オリジナル技術開発力
既存顧客への営業力
付き合いが長く融通のきく外部協力会社
覚悟を決めたやる気のある社長
先代からの固定客

【弱み】
若手人材が育っていない(営業・開発)⇒結果として業務効率が上がっていない。原価・販管費上昇
営業力(提案力不足)
製品Aへの依存度が高い。
HPを活用していない
若手社員の自己研鑽の意欲が低い
中間管理職に部下教育ノウハウがない
損益分岐点が高く、赤字体質
開発業務の業務管理が不透明でマニュアルがなく、管理職に負荷が集中している
営業部門における定着率が低い
開発部門におけるスキル向上のための施策(マニュアル化、教育体系)が不十分(OJTのみ)。
幹部ー若手、若手間、部門間のコミュニケーションが不十分

【機会】
デジタル化・リモート化の推進の動き
IT導入補助金・経営支援制度等の充実
セキュリティー・AI需要増加
クラウドやビッグデータ、IoT等成長分野を中心に市場開拓

【脅威】
高齢化・事業承継不良による閉業(優良顧客減少)
代替品/代替技術の登場
主要取引製品の撤退等
若手社員の離職増加(労働市場が流動的)
競合が買収や資本・業務提携等による新規参入
コロナが終息せず、対面営業を避ける気運

今日は初日ということで、ここで解散となった。