中小企業診断士 2次試験のポイント解説

2次試験

10月30日の2次試験まであと約1か月。

昨年は立教大学で受験しました。

一昨年(令和2年度)の初めての受験では4科目全てで時間が足りず、

時間内に答案を埋めるだけで精一杯だった記憶があります。

2回目の受験の昨年ではすべての科目で時間内に答案を書き終えることができました。

一昨年の初めての受験時の戦略は、

とにかく事例Ⅳ(財務会計)で点を固めて逃げ切る。

そう考えていましたが、

ご存じの通り、一昨年は事例Ⅳが難しく、失敗してしまいました(55点/B評価)。

それ以上に失敗したのが、事例Ⅲの45点(C評価)で、

とにかく時間が足りなかったのと、

何を書いていいのか混乱してしまったのか、

とにかく論理構成が狂ってしまったことが記憶に残ってます。

しかし、自己評価では50~60点は取れていると思っていたので、

得点開示を見て、意外でした。

事例ⅠとⅡは想定内で、昨年もそうでしたが、

割と得意というか、何を書けばいいのか掴んでいると思います。

2回受験して思うのは、

理論、例えば事例Ⅰだと人事組織のテーマに沿っているか

というのも大事ですが、一番重要なのは、論理構成だと思っています。

公表されてはいませんが、模範解答は存在すると思っています。

ただ、模範解答と同じでなくても、模範解答を同レベルの説得力があれば点数はもらえると考えてます。

なので、論理構成がしっかりしていることがポイントになると思います。

では、論理構成はどこで立てるのか?ですが、

それは、与件文の「接続詞」がヒントになっていると思います。

1)事実を淡々と述べている文

2)「そして」「また」で結論付けている文

3)「しかし」「ただし」でネガティブな表現につなげている文

4)「そこで」でポジティブな行動をとった文

上記のような感じで与件文は構成されています。

どうしてここで「しかし」が使われているのか。

ふぞろいの模範解答を見ながら、確かめてみてください。

上記の接続詞に続く部分が回答に絡んでいることが確認できると思います。

また、与件文を抜き出すだけで回答になる問題も必ず出題されます。

これはサービス問題なので、落とさないようにキープしたい問題です。

事例ⅠとⅡは上記のポイントを抑えられれば、合格点に近づけます。

事例ⅢとⅣはちょっと違います。

事例Ⅲは与件文にちょっと癖があります。

上記のポイントを抑えるのはⅢでも共通ですが、

Ⅲは、おおまかに、会社全体の話と、生産(製造)の内容に分かれます。

マクロの話とミクロの話と両方考える必要があるので、混乱しやすいです。

生産性について聞かれていて、マクロの部分から答えるのか、ミクロの部分から答えるのか、

迷う問題があり、沼にハマるとペースが狂い、時間のロスが加速します。

私も初回受験時にはこれにハマったと思います。

事例Ⅲは全問題を通しての論理構成が求められます。

もちろんⅠとⅡも全問通しての論理構成は求められますが、

Ⅲは特にそれが強い気がします。

つまり、Q1で現状把握(SWOT)Q2で課題抽出(マクロ)Q3で課題抽出(ミクロ)Q4で問題解決

そんな流れを意識して回答していくのが重要です。

最終的に解決すべき問題はすぐ押さえるようにして、

これは最終問題で提案・助言という形で書くことになります。

その問題はどうして発生しているのか、

Ⅲのテーマはそれほど多くありません。

「業務効率化」「生産性向上」により、

QCDの問題を解決するというストーリーです。

ネガティブな事実はすべて回収すべきで、

解答に必ず必要です。

事例Ⅳは、2回目の時は60点キープが目標でした。

そして、誰もが解けるであろう問題は絶対に落とさないこと。

これを心掛けていました。

私は、TACの「簿記の教科書 日商1級 工業簿記・原価計算 (3) 直接原価計算・意思決定会計編」を3周ほどやりました。

イケカコもやりましたが、

難しく、時間がかかる問題は他の受験生も解けないので、あまりメリットないと思います。

最初の経営分析は必ず落とさないようにする。

これは与件文をよく読めば大外しはしないと思います。

他は、CVP分析は絶対に落とさない。

設備投資の意思決定とかも最初や2問目の問題くらいは解く。

上記のTACの本の該当部分をやりこめば、これ以上の難易度の問題は出ても解けないでしょう。

最後のまとめになりますが、

1)(個別の)解答の書き方は、論理的に展開する

2)全問通して、論理構成がつながっているか、1つだけ外れた解答はないか

3)与件文から抜き出す問題はしっかりキープ

4)解答が分からない問題は、与件文を使って論理構成を組み立てる。「しかし」や「にもかかわらず」や「そして」「なお」などの部分は論理でつながっている場合が多い。

5)Ⅲは、発生している問題を「原因」と「理由」を因果で組み立てておくこと。必ず設問できかれる。

最後にしつこいようだが、1にも2にも論理構成である。

ふぞろいとかで、書き方をしっかり身につけよう。

最初に「結論」(である。だからである。)。具体的には①②~といった具合。

他には、問題を解く順番ですが、

これはあまり気にしなくてもいいと思います。自分は設問1から書いてました。

とにかくタイムマネジメントが重要ですので、

ふぞろいで時間を測って解く練習はしておいたほうがいいです。

あとは、立教大学はトイレの数が少ないのと、

午後に疲れるので、飴とかで糖分補給するとかが良かったと思います。

自分としては、2次試験よりも口述試験のほうが勉強した記憶が残ってます(笑)。

あと1か月。ふぞろいをやるのと、

YouTubeの解説動画を見るのもいいと思います。

北村さんとか、私は大いに参考になりました。

これで、ハッキリ開眼したといってもいいかもしれません。

残り1か月、頑張ってください!