2回目の企業は埼玉県北部にある製造業の会社。
前回と違い今回は事前ヒアリングがなく、自分たちでヒアリング項目を考える必要があった。
2/15-17の3日間でヒアリング項目をまとめて、先生経由で企業へ提出しておき、
2/18に、社長から直接、口頭で説明いただくという流れ。
基本的には、協会のMyページからダウンロードする「経営課題のチェックポイント」からヒアリング項目を抽出した。
自分は「情報」パートの担当だったが、情報はあまり聞くことがなかったので、
営業や財務など他のパートについてのヒアリング項目も考えるのかと思い、Excelに書き込んでいた。
結果的には、みんな自分のパートだけ書いていたので、自分の書いた分と重複が発生してしまった。
本日の予定は、10:40に埼玉支部を出発して1時間ほど電車に乗り、最寄り駅に12時頃に到着後に昼食を済ませ、
13時に企業訪問という予定。
したがって、出発までの1時間半でヒアリング項目を話し合う。
初回の補習でヒアリングに不十分な部分があったという反省があり、
今回は、それを踏まえて、入念に聞いておこうという人が多かった。
結局、協会提出資料の「製造業報告書」で入力必須となっている項目は当然聞くとして、
先生から提供された過去3期分の財務諸表と、ホームページから把握できる情報、企業理念や沿革、事業内容や社員数、強み、
製造業チェックポイントからピックアップした項目について、ヒアリング項目を絞った。
自分は初回に続いて「渉外」担当だったので、事前に電車の時刻表や、昼食場所について調べていた。
電車は時間通りに12時頃に到着したが、意外に駅にいるタクシーが1台だけと少なかったが、
ちょうどもう1台来て、2台キープできたので、企業の近くにある中華料理店へ向かった。
店はなかなか繁盛していて、ボリュームが売りの店のようだったが、
これからヒアリングと緊張していたので、あまり腹一杯にしないように、チャーハンだけにした。
昼食後、先生が手土産を買うというので、近くにあるスーパーへ行くことに。
なお、手土産を用意するかどうかは先生による。
先生個人で用意することもあるし、先生と班で用意(割り勘)することもある。
一応、実習先の企業には、協会から謝礼として5千円の図書カードを渡しているので、
手土産等の謝礼は必要ないという考えの先生もいる。
13時になり、企業訪問。
売上高5億で、社員が100名ほどなので、初回よりは規模の大きい会社をイメージしていたが、
到着してみると、建物外観は工場という印象ではなく、小さいスーパーのような建物だった。
中に入ると、作業着を着た女性がほとんどで、20名ほどが機械やハンダごてで作業していた。
近くを通ると、きちんと挨拶をしてくれる。
昼食時は休憩室となっている会議室へ通される。イスがお医者さんに診てもらう時に座る丸椅子だった。
社長はホームページで見た印象よりも若々しい。
班長の司会で、沿革から話してもらい、その後、各パート担当が順番に質問する。
今回は、ICレコーダーやスマホで音声録音をしようとなっていて、社長からは全然いいですよと了解を得た。
なお、できれば音声データから文字起こししたかったが、雑音が多く、認識できるアプリはなかった。
ヒアリング項目は結果的に100を超えていたが、社長からは丁寧かつ熱心な回答を得た。
ヒアリング項目をまとめると、
・主力業務は、某大企業の工場内に常駐し、業務を請け負っているが、稼働率が90-95%
・自社工場では、新事業として自動車のモーター製造を請け負っている。
・会社に営業部門はないが、新規受注生産を獲得するため、社長自ら展示会等に参加している
・10年ほど前に離職率が高い時期があり、労務状況の把握に注意している
・強みは手ハンダ技術、大企業からの受注先細りに懸念
・経営計画や経営目標(予算)などは策定していない
・大企業への売掛金の回収サイトが長い
・HPは昨年リニューアルしたばかりで、コンテンツの充実を検討
というような感じだった。
ヒアリング後の印象としては、
製造業というよりは、人材派遣のような印象。
メインは、大企業の工場に作業員を常駐させ、
例えば、1か月で、ハンダ付けした部品3000個納品する業務を1000万円で請け負うみたいな。
会社は、請負金額から獲得したい利益を控除した残額=コストから、何名×時給×30日を計算する。
稼働率が90-95%というのは、人手が余っている状態なので、いわばムダが発生している。
余剰人員は自社工場の自動車モーター製造に回したい。
この人員配置の全体最適化が経営課題になるのかなと思った。
ただ、自分は情報パートなので、
この時は、HPのコンテンツ充実やグループウェア導入、Webマーケティングなどを提案しようと考えていた。

